藤枝市郷土博物館・文学館 藤枝市郷土博物館・文学館

藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」と曽宮一念展記念講演会「曽宮一念の魅力 取材を通して」

昨年末になりますが、藤枝市郷土博物館・文学館で開催されている藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」を鑑賞しました。

藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」

フジカツでも紹介いたしましたが、2023年は藤枝出身の作家である藤枝静男の没後30年、そして藤枝と交流があった洋画家である曽宮一念の生誕130年という記念すべき年であり、それを記念して開催された特別展。作家と洋画家というジャンルの異なる芸術家の2人ですが、藤枝が曽宮の絵画作品を買ったことから交流が始まり書簡を交わす中に。目の悪かった曽宮を、藤枝は眼科医としても診ており、とても興味深い関係だったことを知ることができました。

2024年1月8日開催、曽宮一念展記念講演会「曽宮一念の魅力 取材を通して」
2024年1月8日開催、曽宮一念展記念講演会「曽宮一念の魅力 取材を通して」

そして、年明け1月8日に再び藤枝市郷土博物館・文学館へ、曽宮一念展記念講演会「曽宮一念の魅力 取材を通して」にて藤枝江崎新聞店代表取締役の江崎晴城さんのお話しを伺いました。生前に曽宮一念氏と親交があり、多数の作品を所蔵していることもあり、展示と解説だけでは知ることができない貴重なエピソードを伺うことができました。特に中村彝(つね)との関係について、展示ではわからなかったことも知ることができ、価値ある講演会でした。

曽宮氏は両目失明により画家を廃業しますが、その後は文筆家としても活躍。光を失ってからの生き方は、多くの人たちに勇気を与えるエピソードだと感じました。終盤に紹介された曽宮氏のへなぶり(流行語などを取り入れて詠んだ新趣向の狂歌)も、曽宮氏という人を知る上でとても興味深かったです。取材を通して曽宮氏と交流があった江崎さんだからこそできる講演会でした。そして、改めて展示を観たくなりました。

藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」は、藤枝市郷土博物館・文学館にて1月28日(日)まで開催中です。

藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」
藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」
藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」
藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」

藤枝静男没後30年記念特別展「曽宮一念と藤枝静男」

開催期間: 2023年12月9日(土)~2024年1月28日(日)
開館時間: 9時-17時
休館日: 月曜日(2024年1月8日は開館)、2024年1月9日(火)、年末年始(2023年12月28日から2024年1月4日)
特別展入館料: 大人300円(団体20名以上は240円) ※子育て優待カード・JAF会員証の提示で2割引、中学生以下無料・障がい者手帳をご提示の方は無料
開催会場: 藤枝市郷土博物館・文学館(藤枝市若王子500)